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気ままな日々綴り

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2012年 10月 16日

アンティークの手紙より

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  アンティークの手紙を手にするとどんな方が、どんな想いを馳せながら
  書いたんだろう・・・と想像するととても温かい気持ちになる。
  きっとこの時代には、相手のことを思いながらぺんを握り書き、相手に届くまでの
  時間が、とても大切な想いが、重なっていると思う。
  便りを受け取ることの嬉しさは、今よりあったかもしれない。
  過去の手紙をリボンをかけてとってある束をみるととてもロマンを感じられる・・・
   
  アンティ―クの手紙の 想いを感じさせられる大好きな映画が、「チャ―リング街84番地」.
  繰り返し見たい映画である。
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  「チャーリング街84番地」
  アメリカのフリーライター貧欲な読書家、英国文学の古文書好きなヘレ―ン・
  ハンフ(アン・バンクロフト)が、ロンドンのチャーリング・クロス街にある古本屋
  に注文の手紙を出すと古本屋のバイヤー、フランク・ドエル(アンソニー・
  ホプキンソ)からの丁寧な手紙の返信とともに、想いの本が、届く。
  やがて、二人は、20年にわたる交流の始まりが、続く。
 
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  こちらは、作者ヘレーン・ハンフの実話だそうである。
  逢ったことのない二人が、古書を通じて結ぶ友情の暖かい交流は、大切な人と
  しての原点を感じられる。
  心温まる人間関係を描いた おとぎの国の魔法のような、温かい話だから・・・
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  第二次世界大戦後なので、英国は、食糧不足になっていることをしったヘレ―ンは、
  マーク社に肉や卵、缶詰などを送った。
  いつしか、遠くに住む大事な友達のようにお互いを気を遣い愉快な会話を交わすような
  交流にかわってきた。
  古書店のスタッフたちまでもヘレ―ンに手紙を出すようになり、思いやりとユーモア
  そして本を愛する気持ちが、すべてをつないでいったのですね。
  
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  こちらの場面は、古書店のスタッフたちが、ヘレ―ンにクリスマスプレゼントと
  して選んだ、英国製の刺繍のテーブルクロス。
  
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  手刺繍をされているおばあちゃんからのテーブルクロスを選んだ気持ちが好きです。
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  英国らしい本屋でのティータイムにスタッフが、紅茶を淹れるシーン。
  紳士のスタッフ曰く
  「一杯の紅茶が、なかったら 我々は、どうなる事やら?人生やってられないだろうな」
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  まだ、ブログを初めて日が、浅いのですが、顔を見ぬ方々からブログをとおうして一緒に
  共感したりすることで 生きる喜びとご縁の温かさを感じられています。
  今の時代でも相手を気遣う気持ちを忘れない限り大切な人の出会いが、あるように
  思える気持ちになりました。 

by jijimamaa3 | 2012-10-16 23:13 | 私の本棚


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